天正グループは大連と唐山の両地に現代漁業基地を設置し、それぞれ大型循環水養殖、育種作業場を建設し、天正グループが引用した循環水養殖システムは、現代化、高密度、高産出、省エネ・環境保護などの特徴を持ち、天正グループと黄海水産研究所が共同で開発した科学技術型養殖環境保護プロジェクトである。

この循環水養殖システムは、全閉鎖細菌制御職場を採用し、水流の流体制御、光線熱量制御、壁の保温、細菌制御などの面で特に先進的で、高効率、高生産の環境保護養殖を実現することができ、立方水体ごとに貴重な海水魚類を35斤以上養殖することができ、伝統的な工場化養殖効率より300%以上向上し、本当の意味での高密度を実現する。同時に、生物ろ過を主とする洗浄技術も、汚水排出を大幅に低減した。

中国水産科学研究院黄海水産研究所研究員、中国工程院士の雷盈霖氏は、天正の水産養殖モデルは完全に「工業化養殖」の理念に従って発展しており、全国の水産業界が「工業化養殖」を推進し、現代化漁業を建設する模範となるに違いないと高く評価した。

天正グループの2大海洋牧場は、大連市金州新区と長海県広鹿島に位置し、いずれも黄海海域の深水区に属し、採用された深海抗風浪網箱は、最初に日本の網箱を導入した上で、我が国北方海域の条件に合致する深水抗風浪金属網箱を設計し、天正グループはこの網箱の完全な自主知的財産権を持ち、省エネ、環境保護、美観と規範化養殖を一体化し、現在の中国の先進的な海上養殖網箱施設の一つである。

天正グループ海洋牧場は国際水準を持ち、有名な海上網箱養殖基地であり、2013年に「全国レジャー漁業モデル基地」に選ばれた。天正グループ海洋牧場は、トラフグ、ブリ、黒魚などを主な養殖品種とし、天然海域、自然成長、品質は野生魚に負けず、トラフグなどの貴重な海水魚類2000トン余りを生産している。