2018年6月29日、中国水産流通・加工協会は関係専門家を組織し、大連市金普新区農業局が申告した「中国良質フグ魚の里」の命名について審査を行った。専門家グループは大連天正養殖、加工基地を見学し、養殖と加工の全過程を理解し、その後審査会を開き、報告を聞き、関連材料を審査した。

専門家グループは一致して、金普新区のフグの産業資源と地域の優位性は明らかで、産業規模はリードして、ブランドの利益は際立って、政府は非常に重視して、科学技術の支持は有力で、中国水産流通と加工協会の「中国特色水産物の郷」の命名審査項目と要求に符合して、その「中国良質フグの郷」の称号を授与することを提案した。

金普新区は北緯39度黄海北部に位置し、水質が優れ、気候が適切で、トラフグの天然産卵場であり、養殖されたフグの成長に恵まれた自然条件を提供し、フグの品質が優れている。国内市場と日本、韓国市場の消費者に人気がある。フグ産業は現地で海水魚類を養殖する産業の中で優位な産業を形成している。

同区は我が国***の主要なフグ養殖輸出基地と国内***の深水網箱養殖基地であり、トラフグ養殖の生産量は全国の3分の1を占め、市場占有率、販売シェアは国内トップクラスである。区内には全国現代漁業種業模範場、養殖フグ魚源基地、農業部水産健康養殖模範場、登録フグ魚加工企業とフグ魚輸出登録場、********レジャー漁業模範基地があり、産業チェーンが健全で、一二三産が融合発展し、経済効果が顕著である。

同区はブランド建設を重視し、「大連フグ、「大連紅鰭東方フグ」、「天正河フグ」などの有名ブランドを設立した。そのうち、「大連フグ」は国家品質検査総局地理標識保護製品専用標識認証を取得し、「大連紅鰭東方フグ」は農業部農産物地理標識登録認証を取得した。「天正」は*****と評価され、金普新区が創設したフグ地域の公共ブランドは国内外で知られている。

同区政府はフグ産業の健全な発展を高度に重視し、複数の政策を打ち出し、環境モニタリング、技術革新、標準化、デジタル化などの面からフグ産業への支持と監督管理を強化し、フグ製品の全過程のトレーサビリティを実現した。同時に、関連する科学研究院所と大学を頼りに、産、学、研の三位一体の科学研究システムを構築し、優良品種の選択育成、施設漁業、精密加工などの分野を重点的に研究し、産業の健全で持続可能な発展を保障した。